イカもの旅行記 in Beijing 3日目
渋滞回避という名目で朝5時半に叩き起こされ、7時にホテルを出発。
7時に出発しても・・・やはり混んでいる。ちょっと前にナンバープレートの末尾で自動車使用を制限する試みがあったらしい。そんな対処療法的なもんではね〜。日本のNOマイカーデーみたいなお題目イベントならまだしも、末尾が奇数か偶数かで制限するんなんて、メッチャ本気じゃないですか(´・ω・`;A) 同じようなもので、電車に乗車する際に「並ぶ日」というのがあったらしいが・・・。ノーコメント。
同じツアーの人が、テレビでマナー向上を呼びかける政府CMを見たと言っていた。いろんな場面での正しいマナーを見せた後、五輪のマークが現れて終わりとか・・・。
わかりやすすぎです。(´・ω・`;A)
さて、そんなこんなで天安門に到着。おお〜、百万人収容できる広場だなんて中国はスケールが違うな。何するにもスケールの大きな国だ。ラストエンペラーで有名な故宮博物院(紫禁城)も1日では回りきれないくらい広い。
う〜〜ん。実物を見るとものすごく感動。建築や財宝等が素晴らしいのは勿論として、気になったものを2つ。
左はお遊びに使う石。ここに水を張って、盃を流し、着くまでに歌を詠めないときは盃を飲み干さねばならないという。右は翡翠でできた「白菜」。中国語では「百歳」「百財」と音が似ていて、縁起がいいとか。また翡翠は女性の美しさを保つ力があるとかで西太后が愛した石としても有名。でも・・・翡翠の白菜ですか・・・ま、いいけれど・・・。
さて、故宮博物院はあまりに広すぎて観光客が見学するコースというのは何種類かあるらしい。我々はすべてを回る特別(しんどい)コースだったので、観光客が少ないところにもどんどん進んでいく。すると・・・あれ?屋根に草が生えてるぞ。
しかも有名な建築形式の屋根かざりにも電飾線が・・・。ま、まさかココでもパチンコ屋系ライトアップですか!?恐ろしや。
しかし電飾なんて、まだまだだった。
なんと休憩所ではカップラーメンが食べられる(写真左)、電話ボックスも何の工夫もなく、よくあるデザインのものが、ど〜〜んと置いてある。(;^ω^A あの〜〜雰囲気ぶち壊しなんですけど。
以前はもっとひどかったらしく、なんと紫禁城の中にスタバがあったらしい。他にもカフェはあるけれど、スタバのブランドイメージとはミスマッチかも。関連ニュースは↓こちら
●スターバックス紫禁城支店 反対の声に押されて閉店
●中国・故宮のスターバックス、存続のピンチ
さて、素敵な故宮を後にし、次に向かったのは北京の下町。
輪タクに乗って下町の狭い道をウロウロ。100台近い輪タクが観光客を待っている。そして次々と各国の観光客達を乗せて出発していく。嵐山の人力車みたいなものか。
輪タクは観光客向けだが、一般道でも似たような乗り物が走っていた。これは一種のタクシーか??
おまわりさ〜ん!ノーヘルですよ〜〜!(;゜゜)
どれもこれも危なそうな乗り物だ。
日本では、たとえ初乗り300円くらいでも、安全でエアコンが付いたバスかタクシーを選ぶだろうから商売が成り立たないだろうな。そういう意味では中国らしい乗り物なのかもしれない。
北京ダック屋さんのキャラクターは、こんがり焼けたアヒル。う〜〜ん・・・可愛くない以前の問題が・・・。既に焼いているアヒルをキャラクターにするなんて、どんなセンスしてるんだ?焼いた牛をキャラクターにしてる焼肉屋みたいなもんだ。
ここでも、北京ダックを焼いている様子を撮影することができる。なんでもありの国、中国!!
北京最後の夜は中国雑技の鑑賞。うん、この電飾の使い方は正しいな(笑)
中国雑技といえば、子供の頃テレビで見た地味〜な印象があったのだけれど、今の雑技はショーアップされていて、欧米人も大喜び!向こうでいうサーカスみたいなものか。
そんなわけで最後の夜も過ぎていったとさ。